28.札×切
この前ふとしたタイミングで就職の話になりました。
その子はこれから就活を控えている学生で、どうやら服飾の専門学校からアパレルに勤めたいとのことです。
今アパレルっていったけど、いわゆる服屋の店員さんではなくて中の人=総合職になりたいらしいと。
どうやらやっぱり中で色々考える人は高学歴な人が多いらしく、専門卒の私じゃ無理だよな〜。という様につぶやいてました。
まあもちろん不可能ではないだろうけど現実には学歴ってのはまだ大事にされてるというか、変なヤツをふるい落とすにはたしかに使いやすい所だなとも思います。
でもだよ、
正直大学で専門的な研究をして院まで出た理系の人がならまだしも、俺らみたいなひよっこが即戦力として求められるって訳でもないわけだしさ、どちらかというと伸び代を面接とかで測られてると思うのですよ。
面接官からしたらこの子はどの位の可能性を秘めているのだろう?っていうのを見極めていかなければいけないわけで、逆を言えば面接を受けたりする時に自分の事をしっかり理解できていたらしっかりと自分をプレゼンできると思うのですよ。
巷でよく聞く自己分析ってやつですね。
ただこれは個人的な意見だけど、就活が始まる3.4年生で始めるなら少し遅い気がしていて、というのも自分を知るとは結構深い作業な気がするのです。
例えば、
好きな色は?その理由は?
好きな食べ物は?なんで?
人生で1番感動した出来事は?
とかとか、
こういうある程度書き出して自分の好みを文字化するってのは大事だとも思うけど、当たり前だけど書き出して無かった項目があると答えに詰まったりしちゃう訳ですよ。
それよりも自分の好みの傾向を抑えていた方が良くて、これも例えば自分が怠け者だなと自覚があれば、
電車とライオンどっちが好き?
なんて斜め上からの質問にも答えられる。
というかその瞬発力というか自己理解度の方が大事じゃないでしょうか?
僕は地頭力も人並みかそれ以下だと思うので普段生活している中で自分の好みをなるべく理解しておくことで、瞬発力ある風のオーラを纏っていようと努めています。
具体的に何をしてるかというとなるべく多くの自分ルールを設けておく、日常でふと選んだ選択肢から自分ルールを作りまくっておくという事です。
例えば1番わかりやすいのだと人間の三大欲求をランク付けしておいて、
睡眠欲>性欲≧食欲
みたいな感じで頭の中に置いとくとスケジュールの組み方が楽になり、自分の中でも間違いないものになるし、そこにいちいち思考を割かない分他のことに頭使えるっていうやつですね。
まあどうでもいいしみんな分かりきった事だろうけど、こういう小さいことから積み上げないとなあと思った年末です。
社会人になったら自由時間が減るだろうし色々と工夫しなきゃと改めて思ったんだとさ。
27.花×震
人生の4分の1を花屋で過ごした僕ですが、
って言う文句を思いついて書き出したけどめっちゃその道のプロ感がある。
僕と同い年なら6年間なにか続けてきた事があるとこういう言い方もできるから中々日本語って便利なものだなと思いました。
決して詐欺の啓蒙をしようと言う気は無いのでこの辺にしておきますが、改めて長い間働かせてもらったなと。
最初の頃は驚かれていたものの、今は花屋のえんちゃん、花屋のふかざわというのが友達の間では馴染んできた肩書きになりました。
色々な想い出はあるもののやっと右左が分かりつつある、と思ったら年内には今のお店を卒業です。
6年もあったらもっと花について勉強しておいた方が良かったなという後悔もあれば、この6年で小さい事では動揺しない(してても見せないスキルを身につけた)、俺を見て花を買ってくれる仲良いお婆ちゃんと出会えて幸せだなんて思ってます。
6年かけて花言葉なんてひとつも覚えてないし、未だにこの花ってどの位もつかしら?って質問には答えられないし、それでもお兄ちゃんが選んでくれた花長持ちしたわよとかこの前の花束喜んでもらえたのよとかこのお客さんは確か簡単な包みでよくてこの長さの花瓶でこういう束ね方がよくて領収書はここの宛名でとかって覚えてきた。
あっという間だったなぁ。
やっぱりやってきて思うのが、一つのことを5.6年やり続けるって我ながらすごい事だし、そのくらいでやっと周りに認知されて自分でも自信は持てないにしろ意見は言えるようになって来るもの。
自分には今のところ踊りと花に関してはそれが当てはまるかな。もう一つなにか突き詰めれば、よく言われる100万分の1の人材になれるかなって思う今日この頃です。
ただ意図して5.6年続けられるものを作るのは難しくて、例えばその他に好きなお酒や本やラーメンやサウナや洋服やらは中々100分の1にもなれてない状況です。
今挙げたもの達は愛好家の分母がずば抜けて多いジャンルでもあるから、5.6年好きでいてもその密度をだいぶ上げていかないと100分の1に滑り込めない所ってのがあるとは思う。
そんなちょっと意識高い事を書いてしまいましたが、今回は花が好きな話を書くつもりでした、忘れかけてた。
ここからはちょっとクサいかもしれないけどつらつらと書き連ねます。
ここまでが前置きだよ、飽きたら帰ってね。
まず、花っていいよね(小並感)
いや、本当にいいと思う(小並感)
特に男の身で生を受けた僕からすると女性に花をあげるというのはかなりキザなイメージがあったけど、花屋で働いているってだけでかなり渡しやすくなったし実際に渡す心理的ハードルはかなり低くなったかと。
好きなものあげるんだから何が恥ずかしいの?みたいな感じ。
最近プリザーブドフラワーとかでおしゃな花の使い方は増えたものの、未だに造花の花束をあげるっていうと不粋な印象があるしそもそも意味がないと言われるし、生花にリボンを付けて渡すっていう何千年前からやってたんだって手法が効果的な数少ないものだと思います。
これはいくつかの理由があると思ってて、何個か挙げてみると、
花=綺麗なものという小さい頃からの刷り込み
花=色鮮やかで匂いも良く動物を惹きつける
花=枯れるもの
この3つなんかはパッと浮かぶところだと思います、まだ何個かは浮かびそうだけどここら辺はみんななんとなく理解してくれそうな所かなと。
まず刷り込みの話は、みんなチューリップの歌を幼稚園保育園で歌い、小学校の夏休みにアサガオを育てて絵日記を描いて、中高の青春ソングでどの世代にも”さくら”という題名のエモソン(エモいソングの略)を聴いてきたと思うので、なんとなく花は美しいものだという刷り込みがされてきたと言っても納得出来るのではないでしょうか。
次に花というか植物がそもそもが繁殖のために動物の視覚に取り入れやすい色味や匂いに進化してきた物なのでそりゃそうだと。ここからはググってくれれば出てくる花の名前を挙げてみるので画像を見れば分かりやすいかも。ほら、めんどくさくなって聞き手に投げたとか言わないの。
ハチが真っ黄色の菜の花畑に蜜を取りに行くなんて光景は日本人なら誰でも想像できるだろうし、色味で言うならば日本にも昔からあるショウブや、毒草ですがトリカブトなんかの青みを帯びた花、南国など暖かい地方ではハイビスカスやブーゲンビリアなんかの赤い花。また海外で地名は忘れましたが夜行性の”ガ”が多く生息している地域では月光を良く反射する白い花、確かネモフィラ(インスタ映えするネモフィラ畑は青紫系が多いですが白もある)とかキキョウっぽい花が多く繁殖しているなんて話も聞いたことがあります。
要は目に付きやすい色味に進化してきたんだから色彩を見分けられる人間にとってはそりゃ綺麗に写ると思う。
匂いに触れなかったのは言語化が難しいってのと花屋にいると花の匂いが段々と臭く感じてくるというあるあるから敢えて省きました。
また3つ目の枯れるものっていうのは人間が生死を理解できるので、儚さという概念について美徳を感じるっていうのがでかいかなと。特に東洋では仏教徒がわりかし多いので諸行無常という価値観が生活の中にあるというのが大きいかなと思います。
後はモノとして考えた時に失せ物、消え物として捨てられるってのはある意味利点だなとも感じます。
お世辞が言える人間にとっては、あ〜!この前もらった花すごい綺麗”だったよ”!って言える。これが1番の理由だとすら思う。
まあまあ、未だに花を贈るという事に関しては色んな理由があるとして、とにかく綺麗なものは綺麗、良いものは良いって感性が素敵だと思います。
ちょっとは好感度あがったかな。
最後に僕が好きな花はシャクヤク、デルフィニウム、そしてもちろんグロリオサです。
26.師×走
あっ
と言う間に12月。
言う暇もなく12月。
この前Twitterにて「次のブログのテーマは何がいいですか?」と問いかけた所、なんと4票もの意見が集まりました。
ちなみに僕のTwitterのフォロワー数は600強(なはず)、その中の4人の反応です。
1%にも満たない数ですが、手応え的には中々まずまず上々ぼちぼちな感じがしました。
この1%の濃さの話をし始めたら長くなりそうなのでまたの機会にします。
というわけで本題、
今回のテーマですが確か”5分で13個は少ない”って感じだったと思います。
最初にこれは何かというと、ブログのテーマを考えた時に5分で13個は少ないって話です。
要は今すぐにアウトプットしようとしてテーマを考えた時にすぐにでも1000文字前後で投げかけられる物の数ってこと。
これは別に何かの平均値とかではなくて個人に依存するものなので別に数字を見て多い少ないの話でもないと思うのですが、
例えば①、数だけで見ると僕は野球一筋で人生を生きてきました!って熱血野郎がいたとしたらテーマは野球とは、と1つだけとはならずにルールやプレー、道具や時代背景とか無限に出てくると思うのですね。
だからそもそも5分で”13個”、なんて考えもそもそも生まれずにもっと豊かな心持ちであれるので、そこに関しては自分の物事に対する深さの甘い部分への戒め。
例えば②、1000字前後というのはある意味呼吸するようにアウトプット出来なければいけない線だとはなんとなく、なんとなく思っている所で。
そもそもTwitterが成功した理由は日頃のふとした発見や鬱憤や自己主張を140字で出来ちゃうっていう事に対して、僕は文字を打つという事が下手したら1番のストレス発散になるので単純にTwitterを隙間時間2分で投稿出来ちゃう感覚でこういったブログを5〜10分程度で出来たら人生開けるだろうなという希望。
訳すとタイピング早くなれば投稿ハードル下がってもっとアウトプットしやすいのにっていう希望てき戒めで。
ちなみにiPhoneXSでは考えながら打って15分で500字、まだまだです。
③、後は単純にインプット不足。
本を読むって大事、というかそれ以上に好きなんだけど、それが出来てなかった自分への戒め。
戒め過ぎて地獄行き感は出てますが、大事以上に自分の好きな事を疎かにしてしまっている自分に厭いを感じています。
インプット不足は直結してアウトプット不足に繋がると思うのでそこは反省します。
という事で吐き捨てるようなドブ臭い文章ですが発散にはなったのでみんなありがとう。大好きです。
追記、
はてブロアプリのの綺麗な使い方あったら誰か教えて
25.左×踏
どうも、とうとう免許を取ろうと思った僕です。
色々あって年内に大学は辞めて、年明けから内定を貰っていた所で働き始める事になりました。
なんつーか中途半端な大学生活でしたがそれでも楽しかったからOKだと思ってます。
学歴に関しては将来後悔する確率大ですが、自分次第で何とかなると思うので何とかします。
と、いうわけで免許合宿なるものに来ているわけですが、内定先には今時珍しいMT車も社用車としてあるらしいので免許はATじゃなくてMTで取ってねと言われました。
マジかと思いつつ実際乗ってみるとクラッチとかがまあまあ難しい。
直感的に習うより慣れろな奴だと判断した僕は昔やってた鉄拳5の事を思い出しました。
最近になってゲームを人並みにはやってきていると言うことに気づいた僕は何かにつけてゲームに例えるのにハマってます。
ゲームには2種類あると思ってて、それは何かというと、経験値が画面の向こうに溜まるゲームと経験値が自分に溜まるゲームです。
ここでいうゲームとはいわゆるTVゲームの事であって、カードゲームや麻雀なんかは今回無視してます。
まず画面の向こう側に経験値が溜まるゲームとは、DQやFFなどのRPGとかを代表する、レベルアップに伴うキャラクターの成長があるゲーム。どちらかというと僕が好きなのはこっちです。
次に自分に経験値が溜まるゲームとは先程言った鉄拳やストリートファイターなどの格闘ゲームやマリオカートなんかの自分のテクニック如何で無双できるゲームです。
マリオカートと出てきたので分かるかと思いますが、自分の感覚では車の運転、特にMT車は自分に経験値がたまらないとどうにもならない奴です。
もちろんゲームに例えればの話なので実際に運転するのはリスクを抱えてるし、コンテニューも効かない死と隣り合わせなものだと痛感してます。親族が交通事故で死んでるのでそれは人並み以上に感じてます。
鉄拳5は唯一自分がハマった格ゲーで、好きなキャラクターで好きなコンボを決めて相手を倒した時の爽快感は脳汁ドバーって感じです。
強い相手を倒すにはコマンドを覚えて、相手との間を読み、最適なタイミングで、最適なコンボを繰り出す為の反復練習が必要。
これは運転にも言えて、目的を設定して反復により培った技能で道を走っていく、上手く転がせた時は嬉しい、っていうのが自動運転が目の前に迫った今でも車好き、運転好きが消えない理由だと思ってます。
正直講習を受けてて恐怖心の方が遥かに大きくて、そしてこれはずっと持ってなきゃいけない感覚だとも思うけど、せっかくこうして2週間篭りっきりで運転するんだからある意味では楽しまなきゃ損だとも思ってます。
何が言いたいかっていうと合宿施設にあるサウナが良すぎて脳汁ドバーって感じなので、みんなもサウナであれして欲しいってあれです。
24.高×捻
この気持ち分かる人がいるか知らんけど。。
1人で外に出る時はスイッチoffなんだけど、人と会う時は何%のテンションを出していくか決めて会うのが好きで。
なんか自分を作ってる感じ?というか
客観的に見て自分を制御してる感が面白くて、
0%
落ち着いてる、冷静、論理的、後輩向け、初対面の人向け
50%
当たり障りのない、ナチュラル感、誰とでも普通に話せる、初対面の人向け
100%
よく喋る、思考放棄してるからバカ、先輩向け
みたいな感じで今日はどれにしよっかな〜とか思いながら外に出る。
その大前提に、天気、睡眠時間、食べた物、調子、着てる服、聴いてる曲とかでなんとなく調整して、
結局どう転んでも俺は俺だからこんなもんだよねって心の中で笑って帰る感じ。
やっと少しだけ自分が好きになれてこれた。
好きな事をしている自分は好きだという気づき。これめっちゃ大事よね。
23.江×抜
気づけばもう8月になっちゃいました。
7月最後の日は彼女とその妹と、その2人の叔母さんと一緒に大江戸温泉に行きました。
無料券余ってるからいこーって前日に言われて、急だしメンツもメンツだしでお腹の痛さが加速して腹痛2.0が冗談じゃなくなりそうだったけど、いざ一緒にぷらぷらするとなると割と打ち解けられるもので。
今回は3時間くらいしかいれなかったけど、ご飯を食べたり足湯に入ったり、
そうそう、外に足湯なんてあったのね。
夏だからかお祭り感を出すために足湯の周りに出店みたいなのも沢山出してあって、その中で人生初のかたぬきに挑戦。
本当に空気読めないくらい早く完成しちゃって他のみんなにプレッシャーを与えてしまった。笑
今まであまり縁日みたいなのに行ったことがなくてそういう出し物もやったことがほとんどなくて。
すごく楽しい想い出になりました。
肝心のお風呂の時間はあまり取れず速攻で体を洗い20秒ほどお風呂に挨拶程度浸かって。
それでもサウナは一周だけしか行けなかったけど、このサウナのクオリティが意外と良いもので。
それに加えて水風呂も20度の割にはツーンと効いてきて。
露天風呂の方には多めにベンチなんかもあって外気浴も捗って。
しっかりちゃっかりととのいました。
風呂上がりにラムネで(俺は耐えきれずビールで)乾杯して少しお喋りして。
やっぱりお風呂で気がほぐれると会話も弾むもので、やっぱりいいものだなと感じました。
帰り際には妹ちゃんもハイタッチしてくれて、ちびっこ好きな俺からしたらなんかほんわか幸せな気持ちになって。
そんなこと言うとおじさんだな〜って思われると思うんだけど、実際は精神年齢14歳くらいの僕からしたら新しい友達ができて嬉しい!みたいな感覚でもあり。
別に日付にこだわりはないんだけど平成最後と言われている今年の、その7月最後の日をほっこり終われて楽しかったとさ。