13.趣×位
思ったんですけど、思ってたんですけども、
同じ趣味を持つ相手とは喋りづらい説
僕は声を大にして言いたい。
今のところ同じ趣味を持ってて仲良くなれた人よりも違う趣味を持ってる人との方が話も弾む気がする。
同じ趣味を持ってて話を広げようとすると、同じくらいの知識量だったり経験、体験を積んだ人じゃないと弾まない。
もしくは同じ趣味を持ちつつも圧倒的に知識量、経験に差がある人とか。
例えば好きな歌手がいて、
僕は昔よく聴いてたから5.6年前のアルバムをプレイリストにしてなんとなく聴いてる、昔はライブにも数回行った。
かたや相手はデビュー当時から最近までの曲全部好きでイントロドン出来るくらい聴き込んでる、ライブには行ったことはない。
なんとなくもう会話に微妙なズレが出るのは想像つくと思う。
上手く広げられれば良いんだろうけど、俺は相手に合わせるのは苦じゃないけど、相手がこっちの様子を伺ってる感じがとても苦手で、
だったら全く知らない話をガンガンしてくれた方が楽しいし、興味も湧くから色々質問もしたくなっちゃう。
元々喋ることよりも聴くことの方が好きな性格は大いにあると思う。
なまじっかお互い知識がある時の張り合いというか、探り合いというか、あれをなくせばみんな平和。
話下手な人いるけどあれって中途半端に相手に合わせに行こうとするから変な感じになっちゃってるケースは多々ある。気がする。
広く浅く知識があるってのは強みにもなるけど、その知識に対してある程度自分の意見を持っとかないと話もおもろくなんない。
あそこのラーメン屋美味いんだよ〜
行ったことある〜
美味しいよね〜
うん
、、、、
よりかは、
あそこのラーメン屋美味いんだよ〜
行ったことある〜、
でもちょっとクセ強くない?
えーあれが美味いのに〜
俺はあそこにあるラーメン屋よく行くんだよね〜
あそこはあっさりし過ぎてるって〜
うそ、あれが良いのに〜
くらいの方が2人とも楽しい気がするんだよね、
で、思ったのが、相手が先輩だろうと後輩だろうと、話す時はちゃんと自分の意見を伝えた方が仲良くなれる。
これって当たり前っぽいけどほとんどの人ができてなくて、空気を読むのに特化し過ぎて話を合わせ過ぎてしまう。
すると話しても印象に残らないし覚えてももらえない。
相手の話は尊重しつつ、自分の意見を話せる時は話すと、おっ、って思ってもらえて覚えてもらえるしこいつはちゃんと考えてるんだなって思われる。
ただガンガン自分の話をするのは違うし、でもここぞって時で話せないのはダメだし。
結局コミュニケーションは練習だと思ってるんだけど、これのさじ加減が身体に染み付いたお陰でなんとなく可愛がってもらえてるし、就活も一発で決まったんだと思う。
どうでも良い場所ではこんなめんどくさいこと考えないから黙りこくってる。
ある程度このコミュニケーションを練習したから、次の段階では仲良くなりたい人は一発で感じ取れるようになって、だから今でも人間関係は深く狭く心地が良いものだし周りにいる好きな人たちは本当に自慢を持って紹介できる。
ここまでまあ偉そうな事言ってるけど再び就活中なんですけどね。